分割払い?ローン?どっちも同じじゃないの?違いはなに?

電気屋さんでちょっと高い商品を購入した時の話です。店員さんに「お支払い方法は?」と聞かれて、「支払い方法には何があるんですか?」と聞くと「現金、クレジットカード、ローンです。」と答えが。「ローンという事は分割払いですか?」と聞くと「いいえ、ローンです。」と言われました。ローンと分割払いは同じだと思うのですが、何が違うのでしょうか?

私たちから見れば同じ!?誰に支払うのかを見て!

私たち、支払いを行う側から見ればローンも分割も同じようなものです。細かい事を言えば…、ローンは返済、分割は支払いって感じでしょうか?数回以上に分けて支払う事には変わりありませんね。誰に支払いをしているかというのが、ローンと分割の違いになります。

電気屋さんでの購入との事ですので、電気屋さんで考えていきたいと思います。実際の電気屋とは違う事もあるかもしれませんが、説明の為なのでご了承くださいね。大手チェーン電気屋さんで30万円の冷蔵庫を購入しました。現金では払えない為、数回に分けて支払いをしたいと相談するとローンを組む事になりました。次に個人経営の小さな電気屋さんで15万円のパソコンを購入しました。個人経営という事もあって、ローンは取り扱っていないとの事。でも現金での分割は可能ようで分割で払う事にしました。

この場合、大手チェーン店ではローン、個人店では分割払いになります。まず、大手チェーン店ですが、ローンを組む事によって、まず電気屋はローン会社から冷蔵庫台を受け取ります。私たちの代わりにローン会社が立て替えてくれているのです。そして、私たちはローン会社に借金をしている事になり、これから毎月返済を行います。これがローンです。

個人店ではローンは取り扱っていない代わりに、分割がOKでした。この場合、間にローン会社のような立て替える会社が入っていません。私たちは、毎月、この電気屋さんに支払いをします。これが分割です。お店によってはクレジットカードやローンが非対応な事がありますが、お店が事前にローン会社などと契約をしておかなければいけません。このお店は契約をしていない非対応な店でした。このように商品を扱っている人に支払っているのか、どこか間に入った人に支払っているのか、これがローンと分割の違いです。

クレジットカードで言うと、商品をクレジットカードで購入しました。返済方法を3回の分割にしました。お店からすれば、クレジット会社からの立て替えのお金を貰うのでローンになります。クレジット会社からすれば、私たちからお金を支払ってもらうので分割になります。私たちからすれば、どちらにしても支払う金額は同じなので、ローンでも分割でも変わりありません。こんな感じです。

分かりにくいかもしれませんが、直接支払うのか、どこかに返済をするのかという考え方でOKかと。例えば家を購入する時に分割とは言わないでしょう。ローンって言いますよね。ローン会社と契約するからであり、住宅を売っている店には支払いませんよね。ですが、ほとんどの場合がローンも分割も同じ意味合いで取り扱っているものです。そんなに気にしなくても良いかも…。私たちからすれば同じですから。分割もローンも支払えばOKです。

ローンと分割払いの違いって何?どっちのほうがお得なの?

大きな金額の買い物をする場合、ローンで支払うか分割払いで支払うか悩んだことはないでしょうか?どちらも「複数回に分けて支払う」ことは共通していますが、それぞれちょっとずつ違いがあり、全く同じではありません。それではローンと分割払い、どっちがお得なのか?という疑問が浮かんできた方もいるかもしれませんね。似ているようでちょっと違う、分割払いとローン。その違いは一体なんでしょうか。

まずは分割払いからです。分割払いはある程度回数が決まっており、回払い、5回払い…と増えていきます。ここで、あれ?と思った方もいるかもしれません。クレジットカードを利用した支払い回数を聞かれる際、一括払い、2回払い、3回払い…という選択肢がありますよね。3回払いは分割なのに2回払いはなぜ分割払いにならないのか?という疑問が湧いてきます。これは、2回払いには利息がつかないから別物としてとらえられている、ということのようです。逆に言えば2回払いで十分に払える金額なのであれば、2回払いを選択するのがお得だと言えますね。3回払い以降はクレジットカード会社などによって指定された利息がつきます。分割払いの特徴としては、金額によらず回数で割るということでしょうか。3万円のものを購入した場合でも、30万円のものを購入した場合でも、3回払いを指定すれば3回ですべて支払わなければなりません。前者であれば1ヶ月1万円(+利息)、後者であれば10万円(+利息)ということになります。

対して、ローンの場合は一口にいっても様々な形態のことがあります。しかし、どれであってもある程度共通しているのは「返済回数(年数)を基準とするか、返済金額を基準とするか」自分の意思で選べるという点ではないでしょうか。住宅ローンの場合は年数によって返済金額が決定されますので、分割払いと似たタイプと考えてもいいでしょう。カードローンの場合は、毎月の返済金額を設定することによって返済回数が決定される「リボ払い」を採用していることが多いですね。クレジットカードでも最近はリボ払いを利用できることが多いです。

金額を基準にする場合は、「毎月1万円しか返済しない」と決めてしまうことで、3万円の商品を購入した場合でも、30万円の商品を購入した場合でも毎月支払う金額は1万円のみ。残額によって返済期間の長さが違うといったタイプです。リボ払いのいいところは残額がいくらであっても毎月支払う金額は変わらないため、家計の負担になりにくいという点です。その分、返済期間が長くなりますので支払う利息がより多くなるのがデメリットでしょう。フリーローンや一部の住宅ローンでもこのようなタイプの商品も見られます。

どちらがお得なのか、という点からみると、やはりより支払う利息が少ないであろう分割払いのほうがいいのではないか、という結論が導き出されます。ただ、普段は毎月1万円しか返済しないけれどもボーナス月に一気に繰り上げ返済をする…といった形であればもしかしたら分割払いよりも利息が少なくなる可能性もあります。自分がどのように返済していくのかといったマネープランをしっかりたてることで、自分にはどっちの方法がお得なのか自然と見えてくるはずですので、大きな買い物の前には一度計算を簡単にしてみることをおすすめします。

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